2009年にアメリカ、サウス・ミシガン/ノースウェスト・オハイオにて結成。2011年3月にペンシルベニアのEither/Or Recordsより、THE FRAGILE SEASONとのスプリット「The Only Place I Know」をリリースし、同年10月にJay Maas (DEFEATER、HAVE HEART、TITLE FIGHT) をプロデューサーに迎えたデビューEP「Young States」をリリース。2012年にRun For Cover Recordsと契約後、TURNOVERとのスプリットと「Young States」EPを再リリース。2013年6月にRun For Cover RecordsとICE GRILL$より、1stアルバム「Youth」をリリース。プロデューサーにWill Yip (TITLE FIGHT, CIRCA SURVIVE, TIGERS JAW) を迎え、トレンドになりつつあったエモ・リバイバル、オルタナ、インディー・ロックの流れを独自に消化し、ファジーなギター・ロックとエモーショナルで透明感のあるヴォーカルが際立つミッドテンポ中心の楽曲はポストハードコアやグランジの影響も感じさせる作品で、ビルボード・トップチャートにランクインすると2万枚を超えるセールスを記録。同年夏のVans Warped Tourに出演し、その後もTHE STORY SO FAR、THE WONDER YEARS、MODERN BASEBALLらとのツアーや数多くのフェスティバルにも出演。2015年6月に2ndアルバム「Everybody Is Going To Heaven」をリリース。前作「Youth」も手掛けたWill Yipを再び迎え、BRAND NEWやSUNNY DAY REAL ESTATE、MANCHESTER ORCHESTRAにも接近するダークな雰囲気とヘヴィーで陰鬱、激しさと美しさがせめぎ合うダイナミックなサウンドと、静と動の起伏のあるドラマティックな展開、感情を解放するかのように熱量を上げるヴォーカルはCITIZENの代名詞でありながら、新境地に達した傑作アルバムとなった。同年は再びVans Warped Tourに参加。その後もTAKING BACK SUNDAYやCIRCA SURVIVE、TURNOVERらとツアーを行い、同年11月に行われた初来日公演は、東京2公演のみながら話題となる。2017年7月にAFIとCIRCA SURVIVEとのツアーを経て、同年10月に3rdアルバム「As You Please」をリリース。同作はCITIZENの第6のメンバーとも言われるWill Yipを三度プロデューサーに迎え、過去2作品の要素に加え、90年代後期のオルタナ/グランジを彷彿とさせるヘヴィー・グルーヴとシューゲイザー要素を含んだ浮遊感、フロントマンMat Kerekesの繊細でありながら激しくも感情を解放させるかのようなヴォーカル、オルガンやドラム・エフェクトを多用した実験性のある新たなアレンジはバンドの大きな進化を遂げた傑作となった。2018年はTHE STORY SO FAR、BASEMENT、ANGEL DU$T、SORORITY NOISE、TEENAGE WRISTらとツアーを行い、2019年にはTURNSTILEとのオーストラリア・ツアー、THE STORY SO FARとELDER BROTHERとのジャパン・ツアーで2度目の来日を果たし、その後はKNUCKLE PUCKとのCO-ヘッドライン・ツアーを行っている。2021年3月に4thアルバム「Life In Your Glass World」のリリース。従来のオルタナティブ・ロック、ポスト・ハードコアの要素をベースとしたCITIZENらしい陰影のあるメランコリックな世界観に、BLOC PARTY、INTERPOL、TWO DOOR CINEMA CLUBといったNY〜UKロックやインディー・ポップの雰囲気を感じさせるダンサブルなビートと、シャープかつグルーヴを含んだギター・ラインを特徴とした新たな試みに、独自のサウンドをアップデートさせたセルフ・プロデュース作。同作リリース後は、TURNSTILE、DRUG CHURCH、GLITTERER、PRINCE DADDY & THE HYENA、MILITARIE GUNらとツアーを行う。2023年よりサポート・メンバーだったTITLE FIGHTのドラマーで知られるBen RussinとギタリストMason Mercerが正式加入。5thアルバムとなる「Calling The Dogs」はELLIOTT SMITHやBECKを手掛けたプロデューサーRob Schnapfによる新しいエネルギーが注入され、従来のサウンドから脱却した前作同様に80年代のニューウェーブや2000年代初頭のダンスロック、クラシックなガレージの影響に、彼らの最も得意とするギター主導のロックンロールへの回帰、ハイエナジーでポップな側面が散りばめられたシンガロング・アンセム"If You're Lonely"を筆頭に、情熱的なソングライティングとエネルギーに満ち溢れたCITIZENの新たな章にふさわしい作品が完成。
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BLOC PARTY, THE HIVES, RAMONES, DEVO, TURNOVER, BALANCE AND COMPOSURE
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The Story So Far / Citizen / Elder Brother Japan Tour 2019
CITIZEN Japan Tour 2016
