アメリカ、カリフォルニア州サンディエゴのサンディエゴ州立大学のパーティーシーンで誕生したFIGHT FAIRは、DIYスクリーモ/ハードコア・バンドSEEING MEANS MOREのヴォーカリストAlex BigmanとギタリストEvan Henkelを中心に結成され、2007年に1st EP「xFashionx」を発表。当時は初期スクリーモやポストハードコア色が強いサウンドだったが、2008年にDIYでリリースされた5曲入りEP「Settle The Score」は、BLINK-182やNEW FOUND GLORYのようなキャッチーなポップパンクに、FOUR YEAR STRONGのようなブレイクダウンをブレンドしたユーモアあるサウンドで、ポップパンクやイージーコア・ファンにとって語り継がれる作品となる。その後、Triple Crown Recordsと契約し、新たにリミックスされた同作に新曲として"Pop Rocks"、"For The Win"、"Beachfront Avenue"を追加し、同レーベルより再リリースされる。同作リリース後はHOUSTON CALLS、VALENCIA、AMBER PACIFIC、THE BIGGER LIGHTSらとツアーを行う。2010年に1stアルバム「California Kicks」をリリース。同作は50年代のクラシック・ロックから60年代のサーフ・ロック、70年代のパンクやパワーポップからの影響を反映させ、夏のビーチにピッタリな作品ながらも前作から大きな変化で注目を集めたのち、2010のVans Warped Tour全公演に参加。2011年にFIGHT FAIRらしいポップ・パンクを取り戻したEP「Broken」を発表。2024年7月に"California Kicks Fest"で復活を果たし、2025年10月に初となるジャパン・ツアーを行う。その来日を記念して、FIGHT FAIRの伝説的なデビューEP「Settle The Score」とサーフ・パワーポップの衝撃作「California Kicks」を経て、ポップ・パンクのルーツに回帰した「Broken」EPをコンパイルした日本限定アルバムをリリースする。
Recommended If You Like
SET YOUR GOALS, FOUR YEAR STRONG, BLINK-182